横浜市磯子区の婦人科|磯子悠レディースクリニック

コラム

2016/01/25

ホルモン剤の副作用

 

1990年代にホルモン剤内服による心臓疾患への影響を確認する大規模な臨床試験がアメリカで行われました。その中間報告で、乳がんの危険が高まるとされて、日本でも大々的に報道され、それ以降、ホルモン剤を飲むと癌になるといって、敬遠する女性が増えました。今でも、ホルモン剤を飲むのが怖いと言われる方がたくさんいらっしゃいます。

 

その後の研究で、5年以上ホルモン剤(更年期のホルモン補充)を内服しなければ乳がんの危険が増えないことが証明されましたし、大腸がんの危険が減る、癌全体の危険が減ると言われています。

 

また、適切な時期からホルモン補充療法を開始すれば、骨粗しょう症の危険が減る、また報告によっては、認知症の予防になるなどと言われています。

 

外来で患者さんと話をしていると、「柳の枝を幽霊」と思って近づかないようにしている感じがします。

 

利用できるものは上手に利用して、元気に働く高齢者が増えていけば、皆、楽しいのではないかと考えています。

 

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